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定期テストで学年1位!
2024年10月22日
大學受験館カルタスです。
高2の塾生H.Iさんが、学年1位を取りました!おめでとう!!
画像は、本人直筆のメッセージ&ピースサイン!
中学生だと学校の定期テストを軽視する人も少なくないように思いますが、高校では、「学校の定期テストから逆算した自学自習を計画的&自主的にできているかどうか」が、その生徒の成績向上に大きくかかわります。
高校の学習は教科科目数が多く、また、1つ1つの量と質が中学とはけた違いなので、直前期の自学自習時間の確保はもちろん必要不可欠です。
ただ、そもそも、日頃からどういう姿勢で授業を受けているか、近い将来に定期テストで問われることになる事項の整理や暗記や反復練習を普段からコツコツやれているか、など、大学入試を戦う上で必須の素養を身につけているかどうかが、定期テストの結果からは如実に分かります。1回1回の学校の授業を集中して受けているか、前回の授業内容をどれだけ記憶に残せているか、宿題以外の自主的な努力をどれだけ日常的にできているか・・・。
ちまたではよく、「ノー勉」とか「徹夜で一夜漬け」とかいう言葉が使われ、高校の定期テストをその場しのぎだったり、そもそも大した努力を積み重ねることなくあきらめたりする受け方をしている高校生も一定数いるのが現状でしょう。土日も含め毎日長時間&遅くまで部活動があってやりたくても十分には勉強できない、という高校生は除きますが、範囲がきっちり区切られたテストに対してすら真剣に向き合うことのできない人が、高校履修内容全範囲を出題範囲とする大学入試にきちんと向き合えるでしょうか?
「冒頭の塾生のような飛びぬけた結果は頑張っても残せないし・・・」と感じてか、どこか全力を出さない(出せない)高校生が増えているように感じます。それでは広い意味での「成長」は達成できません。定期テストは、過去の自分自身からどれだけ進歩、成長できたかを、テストの点数だけではなく、日頃の高校での授業態度や集中度合い、そして、計画的な日々の自主学習などの視点から振り返る絶好の機会です。半年前の自分、1か月前の自分、先週の自分と、今の自分をまずは比較してほしいと思います。点数はあまり伸びてなくても、授業の受け方や時間の使い方に成長を実感できるなら、テストに費やしたその努力はまったくムダではないどころか、非常に価値のあるものになります。
このブログは10月下旬に書いたものですが、この時期、自分で自分の成長を実感できるような毎日に全くなっていない高1生は、大学入試に向けてはすでに青信号は点滅し、黄色信号に変わろうとしています。それが高2生なら、もう黄色信号が点灯してしまっている時期です。高3になってから、ゼロから・・・では、大学入試を渡りきれません!
たかが、高校の定期テスト、と思っていませんか?テストの結果にはもちろんですが、テストに向けてのあなたの行動には、あなたの学習との向き合い方がくっきり表れています。
大學受験館カルタス 山本