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2024年度より英検の問題形式が一部リニューアルの予定!
2023年07月27日
中津市・宇佐市にある進学塾&英会話の総合スクール「慶應アカデミー」の高校部、大学受験専門予備校「大學受験館カルタス」です。
暑い日が続きますが、みなさん、体調はいかがですか?お互い夏バテや熱中症には気をつけて、夏をエンジョイしましょう!
さて、今回のブログの内容は、「来年度から英検の問題形式が変わる」ということです。
そして、お察しの通り、「難しい方向に」変わることになります!
対象級は、3級~1級です。
例えば3級であれば、筆記の試験時間が15分延長となり、新たに英作文問題(Eメールのやり取りの空所に合うように作文するパターンの英作文)が1題追加されます。
また、2級であれば、試験時間は変更ありませんが、語彙問題・長文問題の設問数が減少する代わりに、英作文問題(文章を要約させる問題)が追加されます。
その他、詳細は
↓こちら↓をご覧ください。
英検協会のホームページは
↓こちら↓になります。
https://www.eiken.or.jp/eiken/
最後に、以前も申し上げたかもしれませんが、人によっては耳の痛い話を少し。
現在少しチャレンジングな(自分の実力よりも上位と想定される)級を狙っているみなさんは、今年度残り2回のチャンスで合格をつかみ取れるよう、一生懸命努力しましょう。来年度は現状よりさらに難しくなりますから。特に、大学入試で使える2級以上の上位級を狙うのであれば、直前期に片手間にちょろっと努力するだけで終わらせないようにしましょう。というより、そんな努力では基本的に合格は難しいです。2~3ヶ月のスパンで、単語を覚えたり、長文読解の自主練習をしたり、リスニングの音源を何度も聞いたり、英作文を書いて、添削してもらって、また書いて、をしたり・・。こういう「当たり前の努力」を経て、「実力」が備わった上で順当に合格する人は、その級相応の英語力を持っていると言えます。一方で、勘で正答が積み重なってたまたま合格ラインにのってしまって、「実力」も備わらずに合格することもあります。
あなたは長い目で見てどちらがいいと思いますか。
「不合格」を恥ずかしく思う必要は全くありません!そして、実力不相応でもチャレンジすること自体は、何も悪くありません。
問題なのは、英検において自分の実力不足に対して見て見ぬふりをして求められる地道な努力から逃げたり、自分が受けたテストの「内容」にあまりにも無関心でいる人は、今後の大学入試までの英語学習が相当苦しいものになります。努力不足・積み上げ不足により「本当の実力」が備わらないからです。何事も、結果ばかりではなく、「過程」を大切にしましょう。
そもそも目標に向けて努力したのか、どれくらい努力したのか、そして、自分の努力は質・量ともにどうだったかを振り返ること。そして、(悔しいかもしれないけど)不合格だった内容も振り返ること。不合格だとしても自分の英語力に成長を感じられる部分(単語はたくさん覚えてる、とか、文章を読むのが少し速くはなったとか)はないかなと検証してみること。自分が間違いなく成長していると胸を張って言える部分があれば、その不合格には価値があります。むしろ、「なんかラッキーで受かった(けどほとんど何も身についていない)」よりも何倍も価値があります。
あなたは英検にどのように向き合ってきましたか?そして、これからどう向き合っていきますか?
大學受験館カルタス 山本