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Time flies like an arrow.
2023年07月05日
中津市・宇佐市の大学受験専門予備校、大學受験館カルタスです。
先日、同じような写真をアップして、高3生の奮起を期待するブログを書きましたが、あれから50日ほどが経ち、2024年大学入学共通テストまで7/4(火)時点で残り193日となりました。残り6ヶ月半ほどということになります。先日の記事でも触れた、「6月進研マーク」の自己採点を生徒たちから回収しましたが、おおむね苦戦している結果となりました。ただ、現状足りていないことをことさらに悲観的に捉える必要はありません。全国的に見ても、現状現在の自分の実力よりも高い難易度の大学を志望している生徒が大半だからです。
大切なことは、本気で志望すること。本気でないものに、人は全力を注げません。ファッションや見栄"だけ"で吹聴している志望校に、人は死ぬ気で努力できません。「無理なら別にいいけど」と逃げ道を用意しながら半身で(あるいは背を向けて)勝利できるほど、大学入試は甘くありません。コロコロコロコロ志望校を変えるのも、本気になりきれてない場合が大半です。
自分に足りていないものを冷静に客観的に把握し、それを改善あるいは解消するためにどう勉強すればいいか、どのくらい勉強すればいいかを自分事としてとらえること。受験は他人事ではありません。
仮に思いのほか結果が出たとしても、それは十分と言えるのかと自分に厳しい目を向けられること。自信をもつことは素晴らしいことですが、膨大な努力の上に立つのが自信。ただの過信にならないように。いい意味での謙虚さを忘れずに。
そして、常に次の小目標・中目標を設定して、地道に継続的な努力を続けること。「大学入試が終わるまでは本当に苦しかった」と後で言えるだけの努力を。
共テに向けては今後約2~3ヶ月周期で「自分の実力」を試す、模試受験の機会が訪れます。マーク模試は極端な話、4択であれば適当に解答しても25%の確率で正答できる試験です。厳しい言い方をすると、勘で複数問正答することだってあるわけです。そういうところをあいまいにしたままで、見かけ上の結果だけで安心する人は、危ういなと思います。模試は練習です。練習段階からラッキーや勘をよしとして、正誤の「内容(確信があって○だったのか、半信半疑で○だったのか、全くの勘で○だったのか)」をほとんど振り返らない人、いませんか?それでは「実力」はついていきません。一喜一憂する暇などありません。志望校合格に求められる水準をしっかり客観的に見すえ、学習を継続していきましょう。
ましてや、国公立大学を志望するなら、共テはあくまで第一関門であり、ゴールではありません。各大学の個別試験(二次試験)の問題に立ち向かえるだけの「実力」は、ぼーっと過ごしていては絶対に身につきません。面談で生徒には話しましたが、本気で現状実力が届いていない志望校に合格しようと思うなら、この7月~9月に志望校の過去問にも取り組み、日ごろの学習に反映させるべきです。戦うべき敵を知らずに、作戦もなにも立てられるはずがありません。
あなたは、「自分には着実に”実力”がついてきている」と感じることができていますか?そう感じられるような学習を積み重ねていきましょう!
大學受験館カルタス 山本